ディベートとインテリア

はてなの近藤さんが、「ウェブデザインとインテリア」というエントリーで興味深いことを書いていたので、そのトラックバック

中でも、下記の部分。

ある程度自分たちで用意すると決めたスペースについては、内装プランに合うような家具を最近買い揃えているのだけど、そういう時に専門性というのは引き出しの多さだなと感じる。例えばミーティングスペースに発想を喚起するような柔らかいイメージのスツールを置きたいというような抽象的なイメージを伝えても、専門家はイメージを汲み取って実際の家具やカタログを見せて紹介してくれる。「それだったらこういう感じはどうですか?」と言って頭の引き出しの中から提案をしてもらっているときに一番、その人の専門性を感じる。

ディベートを、特にOB/OGのスピーチを見てて思うことは、その引き出しの多さ。
もちろん、現役にも「センス有るな、上手いな」と思えるディベーターは少なくないけれど、
引き出しの多さではまだまだかな、と感じる。
ここでいう引き出しとは、「相手に何を言われても、切り返せる強さ」みたいな概念のこと。

Refute一つにしたところで、2つしか思いつかないディベーターと、
5つの中から2つ選択するディベーターでは、
やはり後者の方が優れたRefuteが出来るような気がする。

引き出しが多いから、少しディベートから離れていたり、練習量が少なくても、
現役と同等以上のスピーチができるんじゃないかと思っています。
じゃあ、どうすれば、というと・・・どうなんでしょうね。
闇雲に数をこなすのも正解の一つな気はするのだけど、
もっといいやり方もありそうだ。
色々考えて、まとめれればよいな。